【北尾商事】北海道産てん菜糖の「てん菜」とは？

てん菜とは、まるで大根のような見た目をしていることから別名「砂糖大根(サトウダイコン)」とも呼ばれていますが、実は大根ではなく、ほうれん草等と同じ「ヒユ科」。

また「ビート(シュガービート)」とも呼ばれており、品種は異なりますが赤い野菜である「ビーツ」の仲間です。

てんさい糖はじゃがいもや牛乳などと並ぶ北海道の代表作物。産地で育った「てん菜」を加工しています。砂糖の中でもまろやかな甘さ、風味とコクがあるのが特徴です。「てん菜」は光合成によって糖を根に蓄えます。

根を細かく切ってお湯につけ、抽出した糖分をさらにろ過して煮詰めると、結晶化した砂糖と糖蜜に分けられます。そして結晶は上白糖やグラニュー糖となり、糖蜜は琥珀色をした「てんさい糖」となります。

【北尾商事】北海道産てん菜糖　上白糖は血糖値が気になる方におすすめ

特に血糖値が気になる方には、てん菜糖がおすすめです。

てん菜糖のGI値は65、きび砂糖のGI値は100です。（※GI値とはグリセミック・インデックスの略。食後の血糖値の上昇度を示す指数のこと）

つまり、きび砂糖と比べると、てん菜糖の方が血糖値の上昇は緩やかになります。

これは砂糖の分子構造の違いからきています。きび砂糖は「単糖類」と呼ばれ、吸収が早い砂糖。てん菜糖は「多糖類」と呼ばれ、ゆっくりと吸収される砂糖なのです。

また、てん菜糖には他の砂糖と違い、天然の「オリゴ糖」が含有されています。オリゴ糖は整腸作用や腸内細菌を増やす作用があり、お腹の調子を整えてくれることで注目されている糖質。大腸に届いたオリゴ糖は、善玉菌のエサとなり善玉菌を増やすことで、整腸作用をもたらす効果があるとされています。

食品担当者より【北尾商事】北海道産てん菜糖　上白糖のおすすめポイント

北海道産てん菜糖はまろやかでやさしい甘さ。お料理、お菓子作り、何にでも使えます。特にてん菜糖は血糖値の気になる方におすすめです。

…とはいえ、砂糖のとり過ぎにはお気をつけ下さい！