実はよく知らない!?まぐろの部位やおすすめの食べ方、保存方法、切り方など知ってるともっとおいしいまぐろ特集
実は知らないことが多いまぐろのこと
「まぐろ=おいしい!」ことはみなさんご存知の通りだと思いますが、実はそれ以上の詳しいことはあまりよく知らないという方が多いのではないでしょうか?
この記事では、難しいことはさておき、まぐろについて知っていたらもっとまぐろが好きになる情報をご紹介していきます!きっと知れば知るほど、まぐろのことがもっと好きになるはず!?です。
まぐろの部位とおいしい食べ方
お寿司屋さんで「大トロ、中トロ、赤身」などはよく聞きますが、実はまぐろには他にもさまざまな食べられる部位があります。
まぐろは大きく分けると、「カマ」(=頭)・「胴体」・「テール」(=尾)の3つに分けられます。胴体は「背」と「腹」に分かれて、そして頭から尾までを縦に3つに分けて、「かみ」「なか」「しも」に分けられます。
「かみ」の方が脂がよく乗っており価格が高価。逆に「しも」に行くほど脂が少なくなり、安価になっていきます。
希少部位は「まぐろ1本につき2つまでしか取れない…」といったものもありますので、普段ではなかなか手に入らない部位です。京阪百貨店では、まぐろ一本そのまま仕入れて店内で捌いていますので、希少部位が早い者勝ちで手に入ることも!
ぜひ事前にチェックして食べてみたい部位の名前を覚えておくのがおすすめです。
▼まぐろの部位
まずメジャーな3つをご紹介します。
赤身
爽やかな酸味があり、まぐろ本来の旨みを感じられます。
▷おすすめの食べ方:お造り、寿司がおすすめ。
どの部位でもお造り・お寿司は間違いなし。
中トロ
赤身の旨みと脂っこすぎない適度な脂ののりを味わえる部分です。
▷おすすめの食べ方:お造り・寿司がおすすめ。
大トロ
腹部のなかでも脂が良く乗っている部分を指し、口に入れるととろけるような食感と味わい深い濃厚な旨みが楽しめます。
▷おすすめの食べ方:炙り、寿司がおすすめ。
まぐろの希少部位とおいしい食べ方
続いて希少部位です。
希少部位は数に限りがあります。早いもの勝ちの部位です!
カマ
カマはまぐろ1本から2個しか取れない希少部位です。
▷おすすめの食べ方:表面はお刺身で、残りは塩焼きがおすすめです。
ほほ肉
ほほ肉もまぐろ1本から2個しか取れない希少部位。弾力があって旨みが抜群!
▷おすすめの食べ方:表面を炙り、ポン酢でさっぱりといただくのがおすすめです。
ほどよい脂と触感がおいしいですよ!
脳天
脳天もまぐろ1本から2個しか取れない希少部位。脳天は少し筋がありますので、歯ごたえを楽しんでください。
▷おすすめの食べ方:炙ってタタキにするのがおすすめです。
目玉
そしてもちろん目玉もまぐろ1本から2個しか取れない希少部位です。
▷おすすめの食べ方:弾力があって旨みがしっかり詰まっているため、煮付けにすると美味しく食べることができます。
中落ち
まぐろの中落ちとは、まぐろの頭部や中骨に付いた身のことで解体した時にしか出ません。
▷おすすめの食べ方:贅沢にたくさんご飯に乗せて、丼ぶりにするのがおすすめです!
血合い
血合いは鉄分がたっぷりで栄養満点です!
▷おすすめの食べ方:竜田揚げや焼肉のたれで炒めると、臭みもなくおいしくいただけます。
短冊の上手な調理法
繊維の流れに対して垂直に 包丁の刃元を当て手前に引きながら1回で切るのが理想。
※ お召し上がる直前にカットするのがおいしさの秘訣。
刃先で何度も切ると身がボロボロになっちゃいますので気をつけて…!
家庭での上手な保存方法
まぐろの水分(ドリップ)を拭き取り、キッチンペーパー等に包んで冷蔵保存すると おいしさが長持ちします。
パックのままや、水分まみれの状態での保存はNGです!
鮮魚担当者イチオシのまぐろ料理
京阪百貨店のまぐろは鮮度が良いため素材そのものの味を楽しんでいただける方法で食べていただくのが本望です。
担当者としてはこちらのレシピがおすすめです!
なお、こちらのレシピは今後別記事で詳しく作り方をご紹介予定ですので、お楽しみに!
・お造り
・ねぎたっぷりの漬け丼
・さっと炙ったレアステーキ
・相性抜群のごま油と和えたアボカドとまぐろのユッケ
が絶品です。
いかがでしたか?
実はよく知らなかったまぐろのこと、少し知っていただくことができたでしょうか。
これを機に、まだ食べたことなかった部位を食べてみたり、まぐろ解体ショーに参加してみたり、やったことがない食べ方にチャレンジしてみていただけると嬉しいです。
京阪百貨店では、毎日安全安心なおいしいまぐろをお届けしています。各京阪百貨店食品の鮮魚売場にてお待ちしています!